前回も書きましたが、NS-1000MとNS-1000は同様のシステムで、NS-1000のほうが高級なエンクロージャーで当時の価格もこちらのほうが高かったのだが、
中古市場での人気はNS-1000Mの方が高い。(現存している数が少ないということもあるかもしれませんが・・・)
デザインを見てみると、NS-1000はユニットの付き方や配置はNS-1000Mと変わらないが、
上記のエンクロージャーがゴージャスな黒檀仕上げになっていて、全面にサランネットも付く。
当時のシッカリとした家具や調度品に合わせた仕上がりだったのだろうか。
比べてNS-1000Mは角ばったシャープなフォルムで真っ黒のボディにユニットを配置しているデザイン。
現在のモノトーンの部屋作りや、白の壁などにはこちらのほうが映えるというか、合っている気がする。
パッと見もサランネットでユニットを隠してしまうよりも、むき出しの方が自分としてはカッコイイと思う。
もちろんNS-1000のデザインも良いと思うし、サランネットを外して使用すれば、ほぼ同様のようにも思うが、(ウーハー部にガードが無いのが少し気にはなるが、これもNS-1000Mの良いところか)
若干明るめのカラーリングと光の下限によって見える木目が少し気になる。
そのまま何も考えず置いてしまうと最近の家具と比べて、浮いてしまうのではないかと思ってしまう。
それに比べてNS-1000Mは気にせず設置しても、それ自体で画になるし、存在感も迫力もあるように思う。
NS-1000Mを置くだけで部屋自体のグレードも上がるような気がするが、NS-1000を置くとそれに合わせて部屋のグレードを上げないと釣り合わないような・・・・。(逆にお金が掛かる)
気にしすぎかもしれませんが、このデザインも人気の要素だということは間違いないでしょう。